2006,07,17, Monday
学校ホームページを見ていると「著作権の主張」「コンテンツの無断利用禁止」を表示している学校ホームページがある。確かに著作権表示や無断利用禁止は必要な表示だが、「インターネットで情報を公開すること」は、無断で公開した情報を利用されることと予測したうえで情報を発信する必要があると考えている。もう少し言い方を変えると、「勝手に使ってもいい情報を公開すべき」とも思う。このあたりの精査が学校ホームページには必要なのだと思う。
あわせて、自校の学校ホームページのターゲットは誰なのか明確にしておくことも大切だ 研究開発学校の使命は実践内容や成果と課題の公開だろう。研究校は研究の内容をリアルタイムで公開することが使命だろう。この場合、ターゲットは他校の教職員になる。 しかし、このような場合はそう沢山あるわけではない。 一般的な学校がホームページを公開する場合対象は保護者や生徒になるはずだ。そうすると第一条件に 1 日常の学校生活で使える情報の公開が考えられる。 しかし、保護者や生徒など学校関係者だけに公開すべき情報を不特定多数の人が閲覧出来る場所に公開することは危険も伴う。 例えば、学校行事を何月何日に行うという情報を公開するのは学校を訪問する人には有効な情報かっも知れない。しかし、時間や場所や参加人数などの特定が出来る情報の公開はぜひ皆さん行事に参加下さいと不特定多数に呼びかける場合には必要な情報かも知れないが、そうでない場合、学校関係者以外にはあまり必要のない「情報」にあたるし場合によっては犯罪を犯そうとしている人を触発するような危険な状況を作ってしまう情報になるかもしれない。間抜けにも学校配布物をそのまま公開してしまうとその危険性も高まる。 また、学校が不審者情報を学校ホームページで発信する場合も被害者が校内にいる場合などもあり、配慮が必要になる。このような情報は現段階では、関係機関が必要な人間にmlなどで流すか関係するサイトで流せばよい情報で各学校が同じネタを元にした情報を流す必要はないように思う。 だとすると必要な情報を安全に流すためには、パスワードとIDで制限したページを使い、公開可能な情報を流すことが必要ということになる。 次に必要なのは、2 学校のピーアールやアピール、どんな教育活動を行っているのかという情報の公開になる。 そして、3 学校の便覧的な情報の公開 この数年様々な先駆者たちにより学校ホームページは充実してきている。しかし 123が逆なホームページはまだまだ多い。 誰を対象に誰に情報を発信していているのかよくわからない更新されない学校ホームページの公開はやめ せめて学校長が自校のvisionを語れる学校ホームページを公開すべきと考える。 これが出来ない学校は本当の学校組織マネジメントが行われているとは言えないだろう。。。。 学校ホームページが充実しない学校はいずれHomelessになる日が来るのではないかと妄想している。
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2006,07,17, Monday
この2ヶ月このBlogに全く手つかず状態だった。7月も半ばを過ぎやっと日々の生活にも慣れ書き込みをすることが出来る状況になってきた
5月中旬に学校ホームページをリニューアルし2ヶ月が過ぎた、6月中旬にアクセスカウンタを設置し、この一月で約1900アクセスあった。インチキカウンタでないのでアクセス数は1日平均60程度になる。家庭数が500強の学校なので約10%程度の家庭でほぼ毎日アクセスしてくれている状況のようだ。 リニューアルにあたり、当面の目標は20%の家庭が毎日アクセスしてくれることなので、目標達成率50%という状況にある。 ホームページのターゲットは家庭そして地域であり、学校の様子をできるだけ伝えることができる内容にしている。 ホームページは業務用に使用届けをしているApplePower MacG4FW800を利用している。 DreamWeaverを使いサイトの一括管理やページ作成を行っている他必要に応じてiWebとIDforWebLIFEを組み合わせてページを作っている これは、時間をかけずに、毎日ホームページを更新するためには簡単に比較的見栄えのよいページが出来るアプリケーションをいろいろ比較した結果なのだが、学校での1日の作業時間は1時間以内と決めている。あまり凝ったページを作っても見栄えのいいージを作ってもそれは自己満足にしか過ぎない場合がおおく、保護者や地域の人たちが必要としている情報にはならないかも知れないので出来るだけ手軽に続けられることを考えた。また、学校ホームページを業務として行うためには、担当が変わっても誰にでも作成か可能な仕掛けを作っておく必要もある。 リニューアル当初は次の3つでスタートした ○お隣の学校の「今日の給食」をまねて毎日の給食の写真を撮っておいたのでここからはじめた。 ○学校の様子を伝えるために1枚の写真と簡単な説明をBlog風にしたページを作ることにした。サーバテクノロジは使えないのでiWebを使うことにした。 ○家庭向けの情報はパスワード認証し様々な情報を発信する。これはIDforWebLIFEを活用しページを作成している。 公開可能な情報や必要な情報を準備するには校内の様々な人の協力が必要だ。いろいろ話をしてくうちにデジカメ写真や情報を提供してくれる人が徐々に増えてきた。 そこで、昨年用意しておいたデジカメを配り学校の様子を撮影してもらうことにした。また、校長先生はじめ、原稿を書いてくれる人が増えてきた。 その結果、自分では撮影できない写真や文章も増え、様々な情報を発信できるようになってきた。 これまで3年以上も眠っていた学校ホームページが徐々に生きたページに変化している。 次はみている人の意見を聞きながら、目標が達成できるような改善をめざそうと考えている。 学校ホームページの価値に気がついている学校や人は少ない。この半月ひょんな事からお隣の学校の先生とほぼ毎日お話をする機会ができた。年10万アクセスあるページを作る人の話には参考になることが多い。共に鍛え合いよりよい学校情報の発信をめざそうと思う。
| 学校のおしごと::校務 | 12:47 AM | comments (x) | trackback (x) |
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